正座の座り方

 

こちらの上のお写真、おわかりになりますか?

ちょっと実験で患者さんに「正座の座り方」にご協力してもらいました。左のお写真は、左右の足裏を重ねないで座っていただいたもので骨盤の高さは床と平行です。真ん中のお写真は、右の足裏の上に左足裏を重ねて座ったもの。そして右の写真は、左足裏の上に右足裏を重ねて座ったもの。足裏を重ねて座ると、土台の骨盤が左右どちらかに下がるのがわかりますね?その骨盤の上に、そのまま背骨が伸びていこうとして歪んでいきます。(植物たちと一緒なんですね、下の根っこのほうでどんなに曲がっていようと「芽」は真っ直ぐ太陽に向かって伸びていくように、この地球上のものには全て『重力』がかかっているので素直に上に伸びていきます)ただ、毎日そのように悪い姿勢で過ごしていると脳の感覚が誤作動を始めるので、曲がっているものを「いつもやってるから正しい」と認識し、ご本人もわからなくなっていきます。

 

よく患者さんたちに「日々の生活のなかの『癖』が自分の身体を歪ませていきます」とお話しをさせてもらっています。何気なく立っているときの姿勢、歩き方、カバンの持ち方、寝ている体勢、テレビなどを見ているときの姿勢などなど、実はそれらは姿勢に影響が出るのでとても大切なんです。脳は何を『正しい』のかと判断するときに、いつも慣れ親しんだものを『正しい』と判断するようです。悪い姿勢で過ごしていると、それを正しい姿勢だと脳が勘違いしていき、それが蓄積して結果、お身体が歪んでしまいます。実は、施術も大事なのですが「ちょっとした意識」も同じように大事です。