
おともだちのYさんから、飛騨高山のお土産をもらいました。ブルーと白のとても綺麗なガラスのおちょこです。美味しい冷酒を呑みたい気分ですね。このおちょこを眺めていると『水』のイメージが浮かんできます。
『水のように』 老子道徳経 第8章
タオ(道)の在り方にいちばん近いのは
天と地であり、
タオの働きにいちばん近いのは
水の働きなんだ。
タオの人がすばらしいのは
水のようだというところにある。
水ってのは
すべてのものを生かし、養う。
それでいて争わず、威張りもしない。
人の嫌がる低いところへ、先に立って行く。
水はそれほどタオの働きに
近いんだ。
タオの人は、自分のいる所を、いつも
善いところと思っている。
心は、深い淵のように静かだ。
つきあう人をみんな善い人だとし、
自分の言うことは
みんな信じてもらえると考え
社会にいても
タオの働きの善さを見失わない。
タオの人は、手出しをしないで
あらゆる人たちの能力を充分に発揮させるから、
人びとは
自分のいちばんいいタイミングで活動する。
これをひと口でまとめると
争うな、ということだ。
水のように、争わなければ、
誰からも非難をうけないじゃないか。
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